【登壇者】
WHAT MUSEUM 建築倉庫ディレクター 近藤 以久恵

【キーフレーズ・キーワード】
・建築倉庫はすごい可能性がある場所だと感じていたので、積極的に携わっていった
・建築に関する展示をしているミュージアムは日本に多くない
・人々の建築に対する想いを育てていく場所をつくっていきたいと思っていた
・これからやりたいと思っていたことと場所のポテンシャルが一致して、事業が始まった
・不動産事業を活用して、場所のポテンシャルを上げていく、という考え方
・千利休も堺で倉庫業をやっていた
・歴史的に見ても倉庫は、眠っている・眠らせている場所ではなく、開いていく・発信していく場所だ
・建築模型の価値が、日本ではまだ確たる価値づけがまだ無い状態。だからこそいろいろな可能性をもっている
・模型は、身体的に、直感的に理解することができるので、専門的な知識のない人とのコミュニケーションにふさわしいと思う
・一般の方々が建築に関する関心を拡げてもらうための場所を考えていきたい
・建築模型のもつ価値を追求していきたい
・役割としての自分の立場にフォーカスし、自分自身から離れることも、ある意味で必要
・自分が設計しなくてもいいや、というマインドになって、もっと広く建築に貢献する気持ちに気づいた
・シンプルに、様々な建築家や構造設計者にお会いして話を聞いたことが、自分の設計スタイルに大きく影響している
・設計業とディレクター業の両立には、チーム作り・体制づくりというのが重要
・建築の展示会にたずさわる機会は、学生や若い人たちにとっては、様々な建築に密度高く触れる機会になる
・経験は、リアルタイムでは身になることは珍しくて、後から吸収できるものだと思う
・使命感があると、自分と相手の立場や関係性にこだわらず、真っすぐに向かい合うことができる
・キャリアも、横道を行った先に楽しいことが待っている
・建築家は自分の言いたいことを伝えようとしているけど、その人にとって何が得られるのかにフォーカスすると、もっと伝わりやすい気がする
・一般の方に建築を伝えようとしたときに、誰にとっても、いつでも、普遍的なメッセージをいつも入れようと気をつけている
・一般の方 = 前提を共有していない人にとっても、引っ掛かりをもって興味をもってもらえるような企画
・建築模型自体が、建築文化を後世に伝えるメディアとして合っている
・時間が経つと、建築模型は別の価値を持つようになる感覚がある