【登壇者】
武田清明建築設計事務所 武田清明

【キーフレーズ・キーワード】
・気づかないうちに誰かが解決してくれていた課題、というものがある。組織にいたときには気づかなかったが、一人になるとよく分かる。
・単純なことで、ひとが困っていたら助けたいじゃないですか。
・いろんな人の力を借りた方が、結果的にお施主さんが喜ぶ。
・今までの設計って狭いジャンルで、お施主さんが困ることに手が届かなかった。
・学校で習ってきたことだけでは、お施主さんの困りごとを解決する武器が足りない。
・そういうときに建築家ってカタチの話しかできない、そういうのって足りないなと思った。
・建設費の内側にあるものについては対応できるけど、建設費の外側にある費用についてはタッチできない。これでは本当の課題を見逃してしまっている。
・職場選びをどこにするかっていったときに、そのボスの建築や空間が好きだから行く、というひとと、別の理由で行く人がいる。
・この環境に突っ込んで、揺さぶられてみたい、影響を受けたい、と思って隈事務所に入った。
・独立すると、もう一回素の自分に戻った。
・そこにいるスタッフ、同僚で職場を決める。僕はそれで上手くいった方だと思う。
・設計の与条件を設計する。
・建築事務所の規模って自由に変えられないじゃないですか。10人の事務所にするのに時間もかかる。M.A.R.K.S.はそこを柔軟に対応することができるアライアンス。
・凝り固まっていく”自分のデザイン”をどこかで壊さないといけない。それは自分だけではできなくて、他人が必要。
・M.A.R.K.S.のような建築家のコラボレーションは、事務所経営にも柔軟性をもたらしている。
・プロジェクトは、建築以外の問題も孕んで、総体としてやってくるじゃないですか。だから建築だけで解こうとしない方がいい。
・びっくりするほど同じ問題が来ない。
・事務所経営は、5年スケジュールと1年スケジュールを作る。5年と1年を同時に見ることが大切。
・新しいことに出くわすには、誰かと一緒に仕事をした方が良い。