【登壇者】
渡辺隆建築設計事務所 渡辺隆

【キーフレーズ・キーワード】
・あとから繋げて考える。渡辺事務所は、状況にあわせて、やれることを丁寧にやっているだけ。でも後から考えて、それぞれを繋げて考えている。
・自分の能力を適正に見極めてやりたい。例えば、100m走が得意なのにマラソンで金メダルとりたい、というのは辛い。
・渡辺事務所には音楽当番がいる。自分たちの居場所づくりが楽しい。
・自分の好きな感じに全体を括っていくのが好き。
・課題はひと。人材確保が難しい。
・小さな事務所同士でよく連携をとっていて、自社の経験の濃さに付け加えていく。
・地方で仕事をすることで、まともな判断ができるのではないか。地方では、一回こっきりの仕事というのは稀で、長い付き合いをしていく必要があるので、まともな判断をしないと長続きしない。
・ホームページで自分の趣味嗜好やパーソナリティはだいぶ言っちゃっている。それでも頼んでいただいた仕事やお誘いは、受け入れるしかない。
・ここ最近建築士のあいだで危機感や焦りをもつ人が増えている気がする。でも地方を眺めてすこし広く考えれば、みんなどうにかやれている。立派に仕事をしているひとは多い。
・戦略というか、なにか筋道を立てながらやっていくことを考えるのであれば、地方でやった方が絶対やりやすいと思いますよ。なぜなら先が見えやすいから。
・現場で打合せをしていても、目の前の所長だけでなく、ゼネコンさんの営業さんや設計さんや積算さんなど、組織のことを考えながら話している。ぞうじゃないとただ現場を苦しめることになる。
・設計事務所の非常勤職員、という肩書が、これから働き方の自由さや可能性を拡げたらいいなぁと思って。