【登壇者】
駒田建築設計事務所 駒田剛司 駒田由香

【キーフレーズ・キーワード】
・事務所の売り上げの75%が設計報酬、残り25%が不動産運営管理やコンサルティングなど他の報酬
・デザインやスタイルは違うが、本質的な考え方を香山先生から大きく影響を受けている
・建築を成立させている根本的な構成や形態の在り方など建築自体の関心から考え、そのあと目的や機能を事後的に検討する
・日常を日常のままちょっと良くしたい。非日常で盛り上げるのではなく
・ずっと住んでいる街に、なにか貢献できないだろうかという想い
・自分たちの街は、自分たちで変える。小さな経済を回す
・設計事務所や建築家は、立場的には弱い
・設計料は、事業予算からすると本当にわずかであろう
・一番僕らが知らない、弱いところをサポートしてくれる人が出てきたなと感じた
・素敵な場所、良い場所を、自分たちでつくりたい
・顔見知りの人ができていくと、それだけで地域は良くなっていく
・西葛西アパートメント2が出来たことで、西葛西アパートメント1の賃料が高くなった
・集合住宅の1階の使い方が難しい
・グランドレベルが大切だ、というのは古今東西の共通認識である
・大きな通りから一本入ったところにこそ、いろいろなスペースがあるべきだ
・それが地主の矜持じゃないかな、って思っている
・集合住宅は、自分には向いていたのかな、というのが振り返ってみると感じる
・集合住宅は、建築の本質的なところから設計に入っていける
・集合住宅は、事務所の経営的には効率が良いビルディングタイプ
・コワーキングスペースを運営していることで、今の若者の働き方を実感的に知ることができて、事務所の設計スキルにフィードバックできている
・2人経営体制だけど、役割を分けている訳では無く、発想の違いを上手く活かしている
・たぶん僕が一方的に設計していたら、めちゃくちゃ住みにくい家になっていたと思う(笑)
・正直面倒くさいことの積み重ねだけど、こういうことが社会を作っていくんだな、と思える人
・村みたいにはならないけど、バラバラの都市でもない。良いバランスを
・建築士は小商いをやるハードルが低いと思う
・つまりキャラクター付けだと思う。ああこの場所はこういう場なんだ、ということが分かりやすく、共有しやすくなる
・当たり前のことなんだけど、建築のことと経営のことは、一体不可分なんだということを改めて感じる