【登壇者】
architecturephoto 後藤連平

【キーフレーズ・キーワード】
・3年前にはインスタグラムのアカウントを持っている設計事務所はほとんど無かった。この3年でみなさんアカウントを持つような状況となり、建築の情報発信の在り方が全く変わっている。
・アーキテクチャーフォトの記事は、紹介する建築家の良さ、ポジティブな面を引き出すような構成にしたいと思っている。
・メディアを扱っていて実感するのは当たり前のことだけど、ツールの先にはお互い人間と人間がいて、ひとをどうリスペクトして、どうコミュニケーションをとれるかが大事だということに、改めてきづく。
・建築家の独自性って、やはりなかなか自分では気づかないと思う。こういう場で対話を繰り返すと、同じような仲間で一歩踏み込んで話せるので違いに気づき、独自性を活かしていけるのではないか。
・建築写真は建築事務所の大きな資産だと考えています。
・これまでは建築雑誌に載ることを目指す設計者が多くいたが、今は建築家が良い作品をつくって良い写真を撮ってしまえば、どのメディアで発信するかは、建築家の側に主体性があると思う。
・建築にはアカデミックな面と、ビジネスという面がある。
・建築事務所の経営で参考になるのは、有名な本に書いてあるような大企業の成功例ではなく、小さな飲食店がやっているようなアイデアなのではないか。
・設計をする。ものを完成させる。人に伝える。とういサイクルを回している。
・確かにインスタグラムや動画サービスなどで建築の見方も変わってきつつあるけど、一方で歴史的な視点、過去から未来へと向かう視点からの評価の視点も変わらず残る。建築はそういう重層的な評価の視点のある稀有な対象かもしれない。
・それぞれの建築家が自分のやりたいことを実現することで建築家多様性が生まれ、その多様性によって結果的に設計事務所が生き残っていくのではないか。
(上部背景写真©https://architecturephoto.net/)